今週末の14日、15日の2日間、JBマスターズ第3戦イズムカップが霞ヶ浦で開催されます。
初戦の河口湖、2戦目の三瀬谷ダムとサバイバルレースが続きましたが、第3戦も灼熱の霞ヶ浦が舞台となり、これまでの2試合に引けを取らない厳しい戦いになるのではないかと思われます。
年間レースを占う意味でも、上位陣には外せない戦いですが、一歩間違えればノーフィッシュも十分に有り得るだけにプレッシャーも高いと思います。
第2戦終了時点の年間ランキングトップは、先日のトップ50七色ダム戦で初優勝を飾った藤田京弥選手(259P)。サイトフィッシングを中心にクリアレイクでは絶対の強さを誇る選手です。マスターズでは第2戦の三瀬谷ダム戦でも優勝し、乗りに乗っています。
13ポイント差の2位には、元祖サイトフィッシャーマンの野村俊介選手、3位には1ポイント差で佐々一真選手、4位には2ポイント差で小林幸央選手、5位は7ポイント差で林直樹選手が付けています。
昨年同時期に開催された霞ヶ浦戦では、瀧本英樹選手が、3.5gダウンショットのロイヤルシャッド2.5、2.7、フリッパーテール、レッグワームで初日5,620グラムで140ポイント(1位)、2日目4,720グラムで139ポイント(2位)、トータル10,340グラムで279ポイントという結果でした。
狙ったエリアは境島周辺の石積みや杭ということで、回遊してきた魚がまとまって釣れてきたような印象のようです。
境島のエリアは、以前より夏の時期に良くなる場所です。
霞ヶ浦を大きく見た時に、西浦と東浦が合わさり、北利根川に向かって流れていきます。
境島のエリアは、この流れが和田岬と天王崎で狭まり、さらに北利根川に向かってぶつかるエリアになります。
北利根川から霞ヶ浦本湖に向かって右側は比較的なだらかなカーブを描きながら天王崎に向かいます。
沖にはテトラが入り、まっすぐと流れが北利根川に向かうイメージです。
この沖テトラも良いポイントですね。
それに対し、左側は北利根川を出てすぐに直角に曲がり、本湖からの流れがぶつかる場所になっています。
このようなエリアの石積みや杭に魚が回ってくるのは納得ですね。
2位の幾志選手は、同じように境島のエリアと牛堀沖のテトラ、妙技水道のブレイクや潮来大橋近くのブレイクを1.8グラムダウンショット(レッグワーム)や5グラムビフテキ(パワーバルキーホッグ3インチ)、1.8グラムスモールラバージグなどで狙ったということです。
初日4,185グラムで137ポイント(4位)、2日目5,510グラムで140ポイント(1位)、トータル9,695グラムで277ポイントという結果でした。
どのエリアも流れが重要な要素になりそうですね。
3位の小池選手は、天王崎、麻生、和田、大山、北利根川のエリアにある、ドッグの壁、シートパイル系の水門、杭、石積みなどを狙ったということです。
垂直の壁や石積みは1.3グラムのスモールラバージグ、杭は3.5グラムのダウンショット(レッグワーム)で狙ったそうです。
エリア的には、流れとシェードを意識していたような展開ですね。
初日4,320グラムで139ポイント(2位)、2日目3,940グラムで134ポイント(7位)、トータル8,260グラムで273ポイントという結果でした。
4位の篠塚選手も小池選手と同様のエリアで、杭を浚渫をメインに3.5グラムのダウンショット(Gテールサターン3.5インチ)と得意の17グラムヘビーキャロライナ(リトルレインズホッグ)で釣ったそうです。
小池選手、篠塚選手ともに1.5メートル以浅を狙ったという共通点もありました。
優勝した瀧本選手のように、ポイントに入るタイミングも重要ですから、それをどうやって合わせるかが問題ですね。
今日のプラで、思い思いの戦略で絞り込んでいると思いますが、流れと影は重要な要素になると思います。
今年は、どんなウィニングパターンになるか注目です。
2週間前に開催されたJB霞ヶ浦戦では、優勝者が古渡の浚渫(2~5メーター)でヘビーキャロライナ、2位が和田から牛堀で杭などの縦のストラクチャーをヘビーダウンショット、アシなどのシャローカバーをノーシンカー、4位が沖目の沈みもの、5位は麻生、北利根大橋周辺のアシをノーシンカーということで、結構バラバラな内容でした。
ウェイト的には、3本3キロ前後と型揃いですから、あちこちに散らばっているのかもしれませんね。
天気予報では、風は南東ですが余り吹かないようです。この風向きですと、西の洲が気になりますね~。風が吹かないと、沖の杭にサスペンドする魚も増える気がします。
杭をヘビダンというのがトレンドですが、ノーシンカーで撃つのも面白いのではないでしょうかね。
気温は両日ともに34度という予想ですから、この対策も重要です。
水分補給は当然として、それ以外にも対策を十分に取っていかないと、人間が先にダメになってしまいますからね。
魚の管理も大変です。
オキシジェネイターのような設備があれば、このような時にも安心できますね。
選手の皆さん、頑張ってください。
初戦の河口湖、2戦目の三瀬谷ダムとサバイバルレースが続きましたが、第3戦も灼熱の霞ヶ浦が舞台となり、これまでの2試合に引けを取らない厳しい戦いになるのではないかと思われます。
年間レースを占う意味でも、上位陣には外せない戦いですが、一歩間違えればノーフィッシュも十分に有り得るだけにプレッシャーも高いと思います。
第2戦終了時点の年間ランキングトップは、先日のトップ50七色ダム戦で初優勝を飾った藤田京弥選手(259P)。サイトフィッシングを中心にクリアレイクでは絶対の強さを誇る選手です。マスターズでは第2戦の三瀬谷ダム戦でも優勝し、乗りに乗っています。
13ポイント差の2位には、元祖サイトフィッシャーマンの野村俊介選手、3位には1ポイント差で佐々一真選手、4位には2ポイント差で小林幸央選手、5位は7ポイント差で林直樹選手が付けています。
暫定順位 | 氏名 | ポイント計 | 重量計 | 1位との差 |
---|---|---|---|---|
1位 | 藤田京弥 | 259p | 6,890g | 0p |
2位 | 野村俊介 | 246p | 3,356g | 13p |
3位 | 佐々一真 | 245p | 5,072g | 14p |
4位 | 小林幸央 | 243p | 3,074g | 16p |
5位 | 林直樹 | 236p | 6,758g | 23p |
6位 | 天野雄太 | 225p | 3,774g | 34p |
7位 | 加木屋守 | 214p | 3,248g | 45p |
8位 | 幾志健一郎 | 213p | 2,484g | 46p |
9位 | 前田憲次朗 | 212p | 2,162g | 47p |
10位 | 斎藤哲也 | 207p | 1,870g | 52p |
昨年同時期に開催された霞ヶ浦戦では、瀧本英樹選手が、3.5gダウンショットのロイヤルシャッド2.5、2.7、フリッパーテール、レッグワームで初日5,620グラムで140ポイント(1位)、2日目4,720グラムで139ポイント(2位)、トータル10,340グラムで279ポイントという結果でした。
狙ったエリアは境島周辺の石積みや杭ということで、回遊してきた魚がまとまって釣れてきたような印象のようです。
境島のエリアは、以前より夏の時期に良くなる場所です。
霞ヶ浦を大きく見た時に、西浦と東浦が合わさり、北利根川に向かって流れていきます。
境島のエリアは、この流れが和田岬と天王崎で狭まり、さらに北利根川に向かってぶつかるエリアになります。
北利根川から霞ヶ浦本湖に向かって右側は比較的なだらかなカーブを描きながら天王崎に向かいます。
沖にはテトラが入り、まっすぐと流れが北利根川に向かうイメージです。
この沖テトラも良いポイントですね。
それに対し、左側は北利根川を出てすぐに直角に曲がり、本湖からの流れがぶつかる場所になっています。
このようなエリアの石積みや杭に魚が回ってくるのは納得ですね。
2位の幾志選手は、同じように境島のエリアと牛堀沖のテトラ、妙技水道のブレイクや潮来大橋近くのブレイクを1.8グラムダウンショット(レッグワーム)や5グラムビフテキ(パワーバルキーホッグ3インチ)、1.8グラムスモールラバージグなどで狙ったということです。
初日4,185グラムで137ポイント(4位)、2日目5,510グラムで140ポイント(1位)、トータル9,695グラムで277ポイントという結果でした。
どのエリアも流れが重要な要素になりそうですね。
3位の小池選手は、天王崎、麻生、和田、大山、北利根川のエリアにある、ドッグの壁、シートパイル系の水門、杭、石積みなどを狙ったということです。
垂直の壁や石積みは1.3グラムのスモールラバージグ、杭は3.5グラムのダウンショット(レッグワーム)で狙ったそうです。
エリア的には、流れとシェードを意識していたような展開ですね。
初日4,320グラムで139ポイント(2位)、2日目3,940グラムで134ポイント(7位)、トータル8,260グラムで273ポイントという結果でした。
4位の篠塚選手も小池選手と同様のエリアで、杭を浚渫をメインに3.5グラムのダウンショット(Gテールサターン3.5インチ)と得意の17グラムヘビーキャロライナ(リトルレインズホッグ)で釣ったそうです。
小池選手、篠塚選手ともに1.5メートル以浅を狙ったという共通点もありました。
優勝した瀧本選手のように、ポイントに入るタイミングも重要ですから、それをどうやって合わせるかが問題ですね。
今日のプラで、思い思いの戦略で絞り込んでいると思いますが、流れと影は重要な要素になると思います。
今年は、どんなウィニングパターンになるか注目です。
2週間前に開催されたJB霞ヶ浦戦では、優勝者が古渡の浚渫(2~5メーター)でヘビーキャロライナ、2位が和田から牛堀で杭などの縦のストラクチャーをヘビーダウンショット、アシなどのシャローカバーをノーシンカー、4位が沖目の沈みもの、5位は麻生、北利根大橋周辺のアシをノーシンカーということで、結構バラバラな内容でした。
ウェイト的には、3本3キロ前後と型揃いですから、あちこちに散らばっているのかもしれませんね。
天気予報では、風は南東ですが余り吹かないようです。この風向きですと、西の洲が気になりますね~。風が吹かないと、沖の杭にサスペンドする魚も増える気がします。
杭をヘビダンというのがトレンドですが、ノーシンカーで撃つのも面白いのではないでしょうかね。
気温は両日ともに34度という予想ですから、この対策も重要です。
水分補給は当然として、それ以外にも対策を十分に取っていかないと、人間が先にダメになってしまいますからね。
魚の管理も大変です。
オキシジェネイターのような設備があれば、このような時にも安心できますね。
選手の皆さん、頑張ってください。