PEラインとリーダーの結束方法は色々なものが考案されています。

バスフィッシングでも最近はPEラインの使用頻度が高くなり、良い結束方法を求めている方も多いようです。

私は基本的に、簡単に結べるということを重視しています。
というのも、現場で切れて結び直すのに時間が掛かっては、トーナメントでは大きなロスとなります。
仮に、PEとリーダーの結節強度が強くなっても、その先のルアーとリーダーとの強度のバランスも問題になりますので、ある程度の強度があれば十分と考えているからです。
なので、電車結びを愛用しており、それなりの強度が出るようになっています。

今年のフィッシングショーで東レが行った強度テストでも合格ラインまでこの結節でできました。

テストの模様




もちろん簡単で強度の高い結節があれば一番ですが。
すると、SCノット(正式名称「ショックアブソーブド・キャプテンノット」)という結び方を見つけました。

この結び方は新潟のルアー船アシストクラブ金進丸の秋山キャプテンが考案した結び方ということです。

論より証拠、百聞は一見にしかずということで、秋山キャプテンの説明をどうぞ。




非常に簡単な結びで、強度も高いようです。
私はまだ実戦で使っていませんが、良さそうな結びですよね。
摩擦系の結節は、強度が高いということを、船釣りのお祭りした時に実感していますので、納得です。

焼きコブやハーフヒッチをやらなくても、かなりの強度がでるそうです。
もちろん、やれば強度は95%位というデータもあるそうです。

結びというのは、慣れが非常に重要なことに変わりはありませんので、練習あるのみですね。

強い結節は、見た目がキレイというのがあります。
これは、キレイに結ぶことで、力が上手く分散され、強度が落ちないからなんです。
キレイに結べない時は、やり直した方がいいんですよね。


しかし、この結びは0.2号、0.3号といった極細PEには向いていないという話もあります。
PEが細いため、摩擦が起きにくいのだと思います。
特にリーダーが細い場合は、この減少が顕著に現れるようですね。


この辺りも少しテストが必要ですね。
もう少し太い0.6号あたりなら全く問題ないというデータもありました。

私もこの結びにチャレンジしてみたいと思います。