ジャッカルのジョッキーが廃盤となったそうです。


見た目はミノープラグですが、その実動きはトップウォーターです。
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通常のフローティングミノーは、水面と水平に浮いていますが、ジョッキーはほぼ垂直に近い80度位の角度で浮いています。

ジャッカルステーション(ジョッキー)


リーリングやロッドアクションをつけてルアーを動かすと、一気にダイブします。
動きは非常に大きなローリング主体の動きです。

リールを2回ほど巻き、ストップすると急激に浮上し、水面に逃げるようなアクションをします。
その動きは予測しにくいイレギュラーなものです。

ダイブする時には、リップの後ろにカップがあり、そこで水を捉えポップ音やスプラッシュも出ます。

ロッドアクションでワンダイブさせると、レッドペッパーのような動きもできます。
この動きにバスは良く反応するんですよね。

普通にリトリーブしても釣れないことはないでしょうが、やっぱりこのルアが一番活躍するのは、トップで使ったときでしょうね。

キャストして、着水。
しばらくポーズを取り、ワンアクション。もしくは、グリグリっと巻いてストップ。

前者は無風状態の時にお勧めで、後者は多少の波がある時にお勧めです。
いずれにしても、余り風が強くない時の方が良いイメージがあります。

スリーフックですから、掛かりの悪いトップでも比較的フッキングは良い方だと思います。

見た目とのギャップもあり、なかなか使い方を理解されないルアーですが、実力は十分です。
これからの時期に活躍するルアーですから、見つけたら買っておいて損はないと思います。


タックルは、ミディアムライトからミディアムクラスのカーボンロッドが扱いやすいと思います。
長さは、6~6.6f程度。
余り長いとロッドアクションをつけ難いの注意してください。

ラインは、絶対にナイロンです。
お勧めは東レ ポリアミドプラスの10~14ポンド。
ナイロンラインの低比重が、ルアーの動きを損ないません。
フロロは比重が高く、ルアーの動きを妨げるので私はこのような時には使いません。

フックはがまかつ トレブルRB-Mのショートシャンクの#5が標準装備されています。
ショートシャンクというのが肝なんですよね。
掛かりをさらに良くしたい場合、スプリットリングの2個付けがお勧めです。

このジョッキーですが、目に遊び心に富んだ仕掛けがあります。

左目には
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酒!


右目には
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酔!

さすが、山木一人さんです(^^)
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