2019年シーズンのFLW Tourの最終戦が、ニューヨーク州のレイクシャンプレインPlattsburgh City Marinaを会場に6月27日から6月30日に開催されます。

最終戦を前にAOYレースは熾烈を極め、JOHN COX選手が1,057ポイントで首位に立ち、僅か1ポイント差でDAVID DUDLEY選手が追い、さらに15ポイント差でBUDDY GROSS選手が続いています。

暫定AOY順位
  LEADERS     POINTS
1  JOHN COX      1057
2  DAVID DUDLEY   1056
3  BUDDY GROSS   1041
4  JOSEPH WEBSTER      1033
5  SCOTT MARTIN   1024

レイクシャンプレインはアメリカで13番目の広さ(1,269k㎡)を誇り、最大水深も120mという大きく、深い湖です。
北部に位置する湖ですので、スモールマウスが多いフィールドでもあります。


2日目をリードしたのは初日首位のTYLER STEWART選手。2日目は17ポンド14オンスとややペースダウンしましたが、初日の貯金もありトータル40ポンド1オンスで首位をキープしました。

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Photo by FLW 2日目首位のTYLER STEWART選手

STEWART STAYS AHEAD AT CHAMPLAIN

2位は初日2位のJOHN VOYLES選手が18ポンド5オンスでトータル38ポンド12オンス、3位はDARYL BIRON選手が18ポンド7オンスでトータル38ポンド3オンス、4位はHENSLEY POWELL選手が18ポンド4オンスでトータル38ポンド2オンス、5位はCASEY SCANLON選手が17ポンド11オンスでトータル37ポンド11オンスとなっています。



注目のAOYレースですが、初日11位スタートの暫定首位のDAVID DUDLEY選手は17ポンド1オンスでトータル36ポンド4オンスで12位と決勝進出を伺います。
逆転されたJOHN COX選手は17ポンドでトータル34ポンド6オンスで辛くも準決勝進出の最後の椅子を獲得しました。
BUDDY GROSS選手は14ポンド9オンスでトータル31ポンド15オンスで52位となり、準決勝に進めずゲームオーバー。
JOSEPH WEBSTER選手は17ポンド9オンスでトータル35ポンドで9オンスで17位となり、僅かながらも逆転の可能性を残しましたが、SCOTT MARTIN選手は16ポンド9オンスでトータル35ポンド1オンスで25位で2日目を終え、JOHN COX選手が準決勝に進出したことから可能性が消えました。


A THREE-ANGLER RACE FOR AOY



2日目ハイライト


2日目はやはりウェイトが伸び悩み20ポンドオーバーは1名となりました。
しかし、混戦模様に変わりはなく、約3ポンドの中に8名が詰まっています。

AOYレースはJOHN COX選手が30位で準決勝に残り、決勝進出の10位までの差は2ポンド5オンス。19ポンドオーバーを持ち込めば可能性が高くなります。1ポイント差の2位DAVID DUDLEY選手が12位につけており、上回らなければAOYはありません。
逆にDAVID DUDLEY選手は精神的に少し余裕が出たのではないでしょうか。10位との差は僅かに7オンスです。
JOSEPH WEBSTER選手は逆転の可能性はゼロではないものの、自身が最低でもトップ5以内でフィニッシュし、上位2名が最下位に沈むことが条件になりますので、これも現実的にはかなり難しい話です。


首位のTYLER STEWART選手は初日に続きラージマウスメインの戦略だったようです。


暫定首位のJOHN COX選手はFLW Tourの参戦が今年で9シーズン目、4勝を上げ、今シーズンもチカマウガ戦で優勝しています。シャロー攻略が得意なシャローフィッシャーマンです。
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Photo by FLW 暫定1位JOHN COX選手


1ポイント差で追いかけるDAVID DUDLEY選手はFLW Tourの参戦が今年で24シーズン目、5勝を上げ、AOYタイトルも2008年、2011年、2012年の3回制覇しているFLWを代表する選手です。
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Photo by FLW 暫定2位DAVID DUDLEY選手



3位のBUDDY GROSS選手はFLW Tourの参戦が今年で4シーズン目、2勝を上げ、2019年のレイクトホ戦でも優勝しています。昨年までの3シーズンは90位台と奮いませんでしたが、今シーズンは安定した成績を残しています。
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Photo by FLW 暫定3位BUDDY GROSS選手


不気味な存在なのが暫定4位(1,024ポイント)のSCOTT MARTIN選手。2016年、2009年、2003年に開催されたFLW Tourレイクシャンプレイン戦で優勝し、2012年は65位といまひとつでしたがAOYタイトルも2015年に獲得しており、実績十分です。首位とはやや差(33ポイント)がありますが、逆転も十分に可能性あります。
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Photo by FLW 暫定5位SCOTT MARTIN選手







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