釣りは何をやっても面白く、楽しいですね。
バストーナメント、船釣り等ジャンルにとらわれず、興味があることを書き連ねたいと思います。タックルベリー、東レフィールドモニター。

2018年05月

内水面漁業変化の時

今朝の新聞に下記のような記事が掲載されていました。

カナコロ

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釣人が減り、漁協の組合員も減ったことで各地の漁協の収入が大幅に減少し、放流もままならない状況だということです。

そのため、遊漁料の値上げに踏み切る漁協が出てきたそうです。

平成25年度総務省「人口推計」によると、日本の人口は2010年の12,806万人をピークに徐々に減少傾向に転じています。
釣り人口もそれに伴いピーク時の約2,000万人から、700万人前後に落ち込んでおり、レジャー白書2017年によると前年より60万人減少し690万人ということです。

さらに、2017年の国内釣具市場は、日本釣用品工業会発行の「釣用品の国内需要動向調査報告書」によりますと、2003年以来久しぶりに2000億円を超え、2019億1千万と2016年の1,949億9千万から伸び、前年比102.4%となる模様で,2011年の東日本大震災の年の1,683億7千万を底に、回復傾向が続いています。
これは、釣具自体の金額が高騰している要素も多分に含んでおり、釣り人口が減少しているなか手放しで喜べるものではありません。

釣り種別では、ソルトルアーが前年比111.8%と伸び、次いでバス用品が104.5%となっており、ルアー関係で全体の6割を占めています。
それ以外の釣り物は鮎以外軒並み前年割れとなっています。(鮎は増えたといっても、全体の4%未満)
概ね磯、波止が15%前後、船が12%前後、渓流2%前後、ヘラ4%前後、フライ1%前後となっています。

内水面の漁協は、前述の通り組合員からの賦課金と遊漁料収入が主たる財源ですが、組合員や遊遊漁料収入の減少で財源不足に陥っています。
釣人の減少は、人口の減少に伴い避けられない状況ですが、肝心の釣りの対象魚の内訳でも、今回の場合は鮎ですから4%程度(全国で27万6千人程度)しかいませんから、増やすことは難しい状況です。

記事にもあるように、組合員の賦課金の値上げや遊漁料の値上げも対策のひとつとして効果はありますが、根本的な母数を増やさないことには本当の意味の解決になりません。

ここで注目したいのが、釣り人口が減少する中売上は伸びているルアー関係の釣りです。
内水面は、色々な制約があり難しいのは承知していますが、新規の魚種認定を行い釣りの対象を増やす方にシフトすべきだと思います。

そうしなければ、この先内水面の漁協は衰退の一途で、将来は見えてしまっています。
こんな風に考える漁協が出てきたら、地域の発展にも少しは貢献できるのではないかなと思います。

ジャッカル ジョッキーの秘密

ジャッカルのジョッキーが廃盤となったそうです。


見た目はミノープラグですが、その実動きはトップウォーターです。
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通常のフローティングミノーは、水面と水平に浮いていますが、ジョッキーはほぼ垂直に近い80度位の角度で浮いています。

ジャッカルステーション(ジョッキー)


リーリングやロッドアクションをつけてルアーを動かすと、一気にダイブします。
動きは非常に大きなローリング主体の動きです。

リールを2回ほど巻き、ストップすると急激に浮上し、水面に逃げるようなアクションをします。
その動きは予測しにくいイレギュラーなものです。

ダイブする時には、リップの後ろにカップがあり、そこで水を捉えポップ音やスプラッシュも出ます。

ロッドアクションでワンダイブさせると、レッドペッパーのような動きもできます。
この動きにバスは良く反応するんですよね。

普通にリトリーブしても釣れないことはないでしょうが、やっぱりこのルアが一番活躍するのは、トップで使ったときでしょうね。

キャストして、着水。
しばらくポーズを取り、ワンアクション。もしくは、グリグリっと巻いてストップ。

前者は無風状態の時にお勧めで、後者は多少の波がある時にお勧めです。
いずれにしても、余り風が強くない時の方が良いイメージがあります。

スリーフックですから、掛かりの悪いトップでも比較的フッキングは良い方だと思います。

見た目とのギャップもあり、なかなか使い方を理解されないルアーですが、実力は十分です。
これからの時期に活躍するルアーですから、見つけたら買っておいて損はないと思います。


タックルは、ミディアムライトからミディアムクラスのカーボンロッドが扱いやすいと思います。
長さは、6~6.6f程度。
余り長いとロッドアクションをつけ難いの注意してください。

ラインは、絶対にナイロンです。
お勧めは東レ ポリアミドプラスの10~14ポンド。
ナイロンラインの低比重が、ルアーの動きを損ないません。
フロロは比重が高く、ルアーの動きを妨げるので私はこのような時には使いません。

フックはがまかつ トレブルRB-Mのショートシャンクの#5が標準装備されています。
ショートシャンクというのが肝なんですよね。
掛かりをさらに良くしたい場合、スプリットリングの2個付けがお勧めです。

このジョッキーですが、目に遊び心に富んだ仕掛けがあります。

左目には
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酒!


右目には
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酔!

さすが、山木一人さんです(^^)

Ledge-endary Lambert FLW Tour

Ledge-endary Lambert


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(Photo by FLW

FLWツアーのケンタッキーレイク戦は最終日を向かえ、昨日まで圧倒的なリードを得ていたJason Lambert選手が、最終日も27ポンド3オンスをウェインし、トータル101ポンド9オンスと一人別次元の釣果で優勝しました。



2位にはScott Mertin選手が73ポンド9オンス、3位にはJosh Douglas選手が72ポンド12オンス、4位にはMichael Neal選手が72ポンド3オンス、5位には年間1位を走るMark Rose選手が71ポンド11オンスで入りました。



Randy Haynes選手の棄権により、Jason Lambert選手は最終日ノーフィッシュでも優勝という大きなアドバンテージを得ていました。

二人が争ったコミュニティホールのパワーはそれだけ凄かったのでしょうね。
Randy Haynes選手が棄権していなかったら、結果がどうなったのか?

ウィニングルアーはジャーキーJの5インチと7インチ。
1オンスのスクランジャージグヘッドにセットして使ったようです。
これをボトム近くでスローロールさせて釣っていたようです。


Top 10 pros

1. Jason Lambert – Michie, Tenn. – 101-9 (20) – $100,200

2. Scott Martin – Clewiston, Fla. – 73-9 (20) – $30,100

3. Josh Douglas – Isle, Minn. – 72-12 (20) – $25,000

4. Michael Neal – Dayton, Tenn. – 72-3 (19) – $20,000

5. Mark Rose – West Memphis, Ark. – 71-11 (19) – $19,000

6. Alex Davis – Albertville, Ala. – 67-13 (20) – $18,000

7. Jeff Gustafson – Keewatin, Ont. – 67-0 (20) – $17,000

8. Cody Meyer – Auburn, Calif. – 64-8 (20) – $16,000

9. John Cox – DeBary, Fla. – 59-8 (19) – $15,000

10. Matt Arey – Shelby, N.C. – 55-2 (19) – $14,000

Benton takes Texas Fest win Bassmaster

Benton takes Texas Fest win

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(Photo by B.A.S.S.

テキサスフェストの最終日がレイクトラヴィスで行われ、前日まで首位のDrew Benton選手が16ポンド15オンスをウェインし、トータル67ポンド15オンスで優勝しました。
エリート戦優勝の栄誉とともに、来年のクラシックの出場権を獲得しました。


この日Drew Benton選手は15分遅れのスタートとなりましたが、そのハンデを感じさせない戦いぶりでした。

2位にはJacob Wheeler選手が64ポンド8オンスまで迫るも、残念ながら捉えきれずに終了。
3位にはCliff Pace選手が61ポンド12オンス、4位にはKeith Combs選手が60ポンド10オンス、5位にはBrent Chapman選手が59ポンド2オンスで入りました。

気になるウィニングパターンは、バグリーのノッカーBというトップウォータールアー(ペンシルタイプ)を使い、ドッグやマリーナを攻めたようです。
近くにブッシュや岩のショアラインがあり、風やボートの引き波を避けるところが良かったようです。

2位のJacob Wheeler選手は7/8オンスのジギングスプーンがメインパターンだったそうです。
また、バスがベイトを追っているときは、プロップベイトも使ったようです。

ジギングスプーンで釣るというと、今から30年以上前にローランド・マーティンが初来日し、河口湖のウィードをジギングスプーンで狙って大爆釣したのを思い出します。
そして、風の当たるシャローで、ビッグウィローリーフのスピナーベイトでビッグフィッシュをキャッチしたシーンも思い出されますね。

バスフィッシングはその時々で色々なパターンが成立し、面白いものです。
これだけで良い、ということがありませんからね。

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JB桧原湖第1戦ジャッカルカップ

JB桧原湖第1戦のジャッカルカップが早稲沢浜キャンプ場を会場に開催されました。


参加は116名、ウェイン99名(85.3%)、リミットメイク41名(35.3%)、平均ウェイト706gでした。


当日の天候は曇り時々雨、気温は11~15度、水温は10~11度、南西の風弱、水位は1.5m減というコンディションでした。
通常は雪解けの水が入り、満水で迎えることが多い開幕戦ですが、少し状況が違ったようですね。


一昨年も1.5m減でしたが、参加者は減少したもののウェイン率は69.7%→85.3%に上昇、リミットメイク率も28.0%→35.3%に上がっています。
昨年との比較でも、ウェイン率は56.3%→85.3%に上昇、リミットメイク率も17.5%→35.3%に上がっています。
しかし、バスの平均サイズは787g→707gに下がっており、試合前から季節の進行が早いのではという声を反映した結果になったようです。

ウィニングウェイトも過去6年間で2番目の重さ(1番は2016年の4,127g)で、2キロ台も多く、よく釣れた大会だったようです。

優勝の菊地選手は、毎年コンスタントに結果を残し、参戦4年目でJB戦3勝、JB2戦年間優勝と安定しています。
昨年の開幕戦も制し、2連勝となるのは凄いことですね。
今回のウィニングパターンは公開されていませんが、得意なシャッドが火を噴いたのではないでしょうか。

詳細がアップされるのが楽しみです。

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山木一人さんより拝借


JBホームページ
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