以前には、優れたレインウェアがあり私も愛用していましたが、諸般の事情で製造されなくなっていましたが、プロスタッフ用に再デビューです。


繊維の東レが誇る高機能透湿防水素材「ENTRANT🄬」3レイヤー生地を採用し、耐水圧20,000mm(JIS L 1092-B)、耐久撥水(DWR)を達成。


これは素材があればある程度達成可能ですが、ここからが釣り向けレインウェアの神髄です。
釣り人向けのデザインがあちこちに成されています。

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モデルは置いておいて、格好いいレインウェアです。
170センチ72キロの私がLサイズでこんな感じ。

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後ろはこんな感じ。
スッキリしたデザインで、NEWソラロームのロゴが格好いいです。

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フードを被るとこんな感じ。
上着のジッパーを上げると、口や顎に当たって気になりやすいですが、ちゃんとカバーされて快適てす。


①袖内にネオプレンカフスを設け浸水対策。
手を上に向けることの多いルアーフィッシングでは、袖口からの水の侵入が気になるものです。
ネオプレンカフスを設けることで、袖口からの侵入を限りなく減らします。
袖口がマジックテープやゴムだけのレインウェアと比較して、圧倒的な差が出る部分です。
袖口から浸水すると、前腕部が水浸しになるので、意外と重要なポイントです。

②左右胸フラップ内にループを付けることにより小物装着可能。
これ、ちょっと盲点だったと思います。
レインですから安全ピン仕様のピンオンリールは使えませんからね。
ラインブレイクしないためにも、結び替えは頻繁に行うべきです。
ハサミ等がすぐに手に取れれば、煩わしくないですからね。

③ポケットスペースは敢えて外側に。体に直接当たらないよう考慮し、ストレス軽減。
思い立ったらすぐに使え場所にポケットがあるのは便利です。
特に内ポケットは防水面ではいいものの、雨の中でジッパーは極力開けたくないものです。
なので、外ポケットなんですね。
もちろん、内ポケットも標準装備ですよ!

④パンツ。ダボパンは避け、スリム且つ機能的に。
見た目すっきりでスマートです。
ダボっとしたルーズな見た目より、すっきりとしたデザインでスマートに見えます。

⑤膝元は屈伸しやすいように立体裁断縫製。
そうはいっても窮屈で動きにくいのは困りますから、立体裁断で動きやすいです。
特にしゃがむ動きはルアーフィッシングでは意外と多く、動きにくいと事故の基です。

⑥立体裁断でキャスト時のストレス解消。
膝周りだけでなく、上腕部分も立体裁断です。
キャストやランディングなどの動きもスムーズに行えます!

⑦フードはキャップを被っていても浸水しにくい設計。
フード周りのデザインはかなり重要です。
袖口からの浸水同様に、フードや襟元の内側を伝っての浸水がレインウェアの泣き所でした。
ここに極力雨が当たらないデザインで、フード伝いの浸水を防止です。
フード一体型ではなく、セパレートさせてあるのはこんな理由もあるんです。
フード一体型は、フードの内側を伝った雨を防ぐ場所がないんですよね。

⑧内側にフードクリップを設けキャップツバと固定が可能。
この機能も非常に便利です。
フードとキャップが一体となることで、雨の侵入を防ぎます。


⑨フード後ろのドローコードでサイズ調整可能。
隙間があると、風でフードが外れることもありますので、ぴったりフィットさせるのは大切です。
余計な隙間は雨の侵入も許しますので、ピッタリすると良いと思います。


⑩フードクリップ位置は2段階にアジャスト可能。
キャップの形状に合わせ、フードクリップの位置が調整できるのも便利な機能です。
前に出せば、それだけ雨が吹き込みにくくもなりますしね。
襟元だけでなく、顔が濡れると、顔伝いに雨が侵入し、服が濡れることもあります。これを防ぐにも便利です。


⑪滴った水がスーツ内に侵入しにくいよう設計。
ここの形状大切です。
ここがきちんと意識してデザインされていないと、いくら耐水圧が高くても意味がありません。
袖口と襟元の処理が釣り用レインウェアでは重要です。


駆け足で説明してみましたが、プロスタッフ用のTORAY SOLAROAMレインウェア。
東レとサポート契約を結び25年以上の年月が経過して、こんな私でも応援していただけることに感謝です。

残念ながら、現時点で市販の予定は未定です。
皆さんからの大きな反響があれば、変わるかもしれませんが。

気になる方がいましたら、実物をお見せいたしますので、お気軽にお声がけください!


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